ラクスのメールディーラーの開発を行っている@nerobluebrosです。
5月9日にメールディーラーのバージョン12.2をリリースしました。
今回はそのメールディーラーバージョン12.2とリリースについての紹介をします。
バージョン12.2では33の機能と修正をリリース
12.2では大小合わせて33の機能と修正をリリースすることが出来ました。
主な機能と修正は以下のとおりです。
1.添付ファイルセキュリティオプション機能
・添付ファイルの拡張子と実際のファイルの内容をチェックします
・ユーザ単位で添付ファイルのダウンロード可否をコントロールできます
・期限付きのURLから添付ファイルのダウンロードができます
・添付ファイルのみを対象に自動削除できます
2.アドレス入力欄のUI変更などUI改善
3.ミドルウェアをPostfixにすることでSTARTTLSに対応します
4.メール本文をRFCに準拠しました
5.不具合修正
リリースは複数回に分割して実施
以降はリリースについて説明します。リリースは複数回(複数日)に分割して行います。
理由は以下のとおりです。
・メールディーラーのサーバは複数台あり1日では終了しない
・メールディーラー内部のミドルウェアの変更があり、より慎重におこなう必要があった
リリース作業は深夜に実施します。
それはリリース中にメールディーラーのサービスが停止するからです。
「サービス停止が発生する=お客様がメールディーラーを利用できない」ということを意味します。
ですので、お客様の日常業務に影響しないように、夜間バッチが開始される朝の4時までにリリース作業を終了しなければなりません。
そのため、リリース作業によるサービス停止時間を極力短くするために、準備作業などは事前に実施しておきます。
リリース作業は「できるだけ遅い時間に開始」し「できるだけ早く終了」する時間との戦いになるので大変な作業です。
リリースについてはまた別の記事で詳しくご紹介します。
なお2回目は5月30日の深夜を予定しています。
以上でメールディーラーの12.2の機能とリリースについての説明を終わりにします。
おまけ
現在ラクスでは新卒採用と中途採用を行っています。
サービス開発に少しでも興味がある方は下記採用サイトをご覧になり、応募をおねがいします。