RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ

株式会社ラクスのITエンジニアによる技術ブログです。

Laravel JP Conference で登壇した話

いろいろなところでネタになっている開発エンジニアの坂田です。

以前の投稿で周知されました通り、先日開催されたLaravel JP Conference 2019に登壇してまいりました。これも以前の投稿で触れていましたが、株式会社ラクスは BRONZE スポンサーとしてイベントに協賛しました。

イベント概要

conference2019.laravel.jp

登壇

チャットディーラーの高速開発を支える Laravel(30分セッション)

speakerdeck.com

昨年の PHP カンファレンス関西 2018 で発表した内容から資料を修正して再演しました。

感想

個人的にはあまり満足のいく発表が出来なかったなというのが正直な感想です。

  • マイクを持ってしゃべればよかった
  • 発表中、聞いてくれている人たちをあまり見れていなかった(話に興味を持ってくれているか不安になった)
  • 時間を余らせてしまった
  • 登壇力が足りない

ただ良かったこともありました。

  • 「Mustache Injectionという言葉を流行らせたいので覚えて帰ってください」がちょっとうけてた
  • Mustache Injectionについてつぶやいてくれている人がいた

やはり脆弱性に関する話題は関心をひきやすいのだなという印象です。

Mustache Injectionに関して参考

Mustache Injectionに興味を持ってくださった方向けに参考情報を載せておきます。

Laravel JP Conference のライトニングトークで発表してきました

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Y-Kanohです。 先日、弊社がスポンサーとなっている、Laravel JP Conference 2019 のライトニングトークに登壇してきました。

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イベント概要

こちらの記事で紹介いただいたイベントです。

tech-blog.rakus.co.jp

Laravel JP Conference は、今回が初めての開催です。 (このような登壇イベントでの発表は初めてでしたが、まさかのトリの発表でした...)

発表資料

発表時の資料はこちらです。

speakerdeck.com

資料作成前は、基本機能の紹介等をクイズ形式で面白おかしくできたらと思いましたが、 実際はもろもろの事情により GitHub のコードから非常にコアな問題を出題することにしました。

感想

思ったより受け入れられて、とても楽しかったです。少しネタ寄りの発表でしたが、 コードを読まないとわからない内容だったため、聞き手の方もクイズを楽しんでいただけたようで、 発表後の懇親会では「Laravel クイズの発表者です」というと、「1問しか正解できませんでした」とか、「Laravel の内部って面白いですね」など、様々な反響をいただけました。

ちょうど、他のセッションで「何らかの形で少しでもアウトプットを行うことが成長への近道」といった話がありました。 私も、今回の登壇を機に、ブログや登壇といったアウトプットの機会を増やせればと思います。

Monaca使ってアプリ開発してみた

初めまして、新卒エンジニアのEngawaです。
今回はiphoneアプリ作成で使っているMonacaについてかなり簡単に紹介させていただきます。

Monacaとは

アシアル株式会社様が提供しているハイブリッドアプリ作成の開発プラットフォームです。
統合開発環境(IDE)とデバッガーなどの機能を提供しています。

統合開発環境(IDE)

MonacaではクラウドIDEというIDEが用意されています。 名前の通りクラウド上のあるためローカルで面倒な環境設定を行わなくても、会員登録さえすればどの端末でもブラウザ経由ですぐに開発ができます。
実際の編集画面はこんな感じです。
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普段からeclipseを使っており、Monacaの開発画面の見た目はほとんど同じだったので大まかな扱い方はすぐに理解できました。
実行結果も上図の右側の部分にあるのですぐに確認できます。
また、Monacaが提供しているデバッガーを使用すればスマートフォンでも実行結果を確認することもできます。

デバッガー

上にも記載したのですが、動作確認する時はMonacaデバッガーというデバッグ用のツールを使えばスマートフォンで動作の確認をすることができます。
アプリ自体は普通にApp StoreGoogle playで無料でインストールできます。 f:id:Engawa:20190217213451j:plain
アプリのインストールが完了したら、アプリを立ち上げてログインし、作成したプロジェクトを選択するだけで簡単に確認することができます。
デバッガーの画面はこんな感じです。(作成したプロジェクト一覧(左)と実行結果(右)をくっつけてます) f:id:Engawa:20190217211911p:plain

おわりに

今回は、Monacaについてかなり簡単に紹介させていただきました。
面倒な環境設定をしなくて済む上、様々なテンプレートが用意されているので手軽にアプリ開発を行いたい方にはオススメします。
Monacaに関しての詳しい記事はこちらにもあります。

参考サイト:
https://www.asial.co.jp/business/mobile/
https://ja.monaca.io/features/

ラクスも協賛!フェリーハッカソン2019にスタッフで行ってきた!!

メールディーラー開発エンジニアの@neroblubrosです。「フェリーハッカソンに行ってくる」というブログを前回書きましたが、実際に行ってきたことを書きます。

前回書いたブログの記事 tech-blog.rakus.co.jp

若手社員と一緒に参加しました

前回のフェリーハッカソンには私ひとりで参加しましたが、今回はなんと若手社員のふたりも参加することになり、ラクスからは合計3名でフェリーに乗り込みました! 若手社員が書いた参加レポートはこちら

MasaKu tech-blog.rakus.co.jp

Y-Kanoh tech-blog.rakus.co.jp

フェリーハッカソンに限らず、私はいままでいくつかのハッカソンに参加してきましたが、今回のフェリーハッカソンはプレイヤーではなく、スタッフとして参加しました。 スタッフの中でもプレイヤーのみなさんをサポートする「メンター」です。

どこまでサポートするか?で迷いました

メンターのお仕事は前述のとおりプレーヤーのサポートです。具体的には下記のとおりです。

  1. 各チームのアイデアをどうやって実現すればいいか?の提案
  2. APIの使い方などのサポート
  3. 時間が足りない!ときの助っ人

実際のところ、1と2はあまりありませんでしたが、2日目に進捗が遅れているチームが発生したので、そのチームに助っ人に入ってサポートをしました。 チームの助っ人を始めると「どこまで手伝うか?口出しをするか」ということに苦慮しました。

チームそれぞれの思いや考えがあるため、コンセプトといった成果の根幹に関わる部分に口出しはできません。そういう意味でメンターは受け身です。 その反面、チームメンバーは猫の手も借りたい状態なので「もっと手伝ってほしい」「いろいろ意見を言ってほしい」とメンターに求める気持ちも理解できます。

また、私自身「こうしたらいいのに」「こっちのほうが絶対いい!」という意見もあり、それをチームに伝えるか伝えないかで迷いましたし、「メンターが言うのだから」とある意味チームメンバーの方が気を使うことも恐れました。 この点がメンターをするにあたり難しいと感じたことです。

他のメンターと相談しながらサポートし、結果的にお願いされたこと以上のことはしない、聞かれたこと以外のことは答えないことにしました。 ですので、恐らくサポートしたチームメンバーの方々は物足りなく感じたと思います。

ハッカソンは自分ができることと足りないことを教えてくれる

最後に、私がハッカソンに参加する目的について書いてこの記事を終わりにします。

私がハッカソンに参加するのは「自分ができることと足りないこと」がわかるからです。 技術的な知識やスキルももちろん大切なのですが、ハッカソンはごくわずかな時間の中で成果を出す必要があるので

  • チームのタスクを効率よく処理するにはどうすればいいか
  • 突発的に発生した問題にどう対処すればいいか
  • 成果を審査員に理解してもらうにはどういう発表をすればいいか

と言ったモノの考え方やチームの進め方がより大事だと私は考えています。

そして「自分のやり方は正しかったか?」「考え方は間違っていなかったか?」ということをハッカソン終了後に自問自答することで、自分が通用したところ、しなかったところ再確認できる。 だから私はハッカソンに参加しています。

こういったことは一方通行のセミナーでは体験することができません(セミナーがダメだと言っているのではありません)。

今回は迷うところがありましたが、フェリーハッカソンにメンターとして参加したことはとても勉強になりました。 みなさんもハッカソンに参加しませんか? f:id:neroblubros:20190213205830j:plain #そうだハッカソンに行こう!

GoogleアナリティクスでUTMパラメータを用いたアクセス計測をしてみた

はじめまして、新卒1年目のエンジニアのid:aa_cryingです。 今回はブログ運営でも使っているGoogleアナリティクスと、 UTMパラメータについて調べてみましたので、紹介させていただきます。

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleアカウントの作成後、「Googleアナリティクスに申し込み」を行うだけで利用できるフリーのアクセス解析ツールです。 申し込みをすると「新しいアカウント」作成画面に遷移するので、必要項目の入力後、トラッキングIDを取得できます。 このトラッキングIDをサイトに埋め込むことで、Googleアナリティクスでサイトのアクセス計測が可能になります。

UTMパラメータとは

UTMパラメータとは、プロモーション広告やバナー広告、メルマガなどの効果を計測するために設定するパラメータのことです。
Googleアナリティクスではカスタムキャンペーンと呼ばれています。
UTMパラメータには、以下のような種類があります。

パラメータ 説明
utm_source プロパティにトラフィックを誘導した広告主、サイト、出版物、その他を識別します
utm_medium 広告メディアやマーケティングメディアを識別します
utm_campaign 商品のキャンペーン名、テーマ、プロモーションコードなどを指定します
utm_term 有料検索向けキーワードを特定します
utm_content 似通ったコンテンツや同じ広告内のリンクを区別するために使用します*1

よく使われるのはutm_source, utm_mediumです。 utm_sourceの部分をサイト名にすることで、どこのサイトから流入したかを簡単に区別することができます。

実際にパラメータ付きURLを作成する

パラメータ付きURLは以下のサイトで簡単に作成ができます。
https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/

今回は、 utm_source=mattermost, utm_medium=socialでURLを作成します。
計測対象のURLと、それらの情報を入力すると、下のShare the generated campaign URLの欄にURLが作成されます。

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UTMパラメータの作成

アクセスして、結果を確認する

実際に作成したURLからアクセスしてみます。
https://aa-crying.hatenablog.com/entry/20190206/tameshi1?utm_source=mattermost&utm_medium=social

その結果をGoogleアナリティクスから確認します。
結果は、リアルタイム > トラフィックから確認することができます。

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Googleアナリティクスでの確認結果

先ほど設定した utm_sourceの内容がソースに、 utm_mediumの内容がメディアに表示されていれば正しく計測が出来ています。

まとめ

今回は、Googleアナリティクスの初歩である、UTMパラメータ(カスタムキャンペーン)の扱いについてご紹介しました。
今回お見せした部分はGoogleアナリティクスの機能のほんの一部であり、他にも様々な機能があります。
誰でも気軽に、簡単にアクセス計測が出来ますので、興味のある方はぜひ活用してみてください。

参考サイト
https://support.google.com/analytics/answer/1033863#parameters
https://seolaboratory.jp/59695/#p01c


  • エンジニア中途採用サイト
    ラクスでは、エンジニア・デザイナーの中途採用を積極的に行っております!
    ご興味ありましたら是非ご確認をお願いします。
    20210916153018
    https://career-recruit.rakus.co.jp/career_engineer/

  • カジュアル面談お申込みフォーム
    どの職種に応募すれば良いかわからないという方は、カジュアル面談も随時行っております。
    以下フォームよりお申込みください。
    forms.gle

  • イベント情報
    会社の雰囲気を知りたい方は、毎週開催しているイベントにご参加ください! rakus.connpass.com

*1:たとえば、メールのメッセージに行動を促すフレーズのリンクが 2 つある場合は、utm_content を使用して別々の値を設定し、どちらが効果的か判断できます。

Scrum FestとアジャイルNightで終わらないスクラムをふりかえり

id:radiocat です。年度末(弊社は3月です)が近づいてきました。私の所属するチームにとって2018年度は本格的にスクラムに取り組んだ1年でした。その締めくくりとして大きなイベントに登壇させて頂くことになりました。せっかく頂いた機会なのでしっかり振り返って我々の取り組みをお伝えしたいと思います。ぜひご参加ください。

Scrum Fest Osaka 2019(2/22〜23)

www.scrumosaka.org

『あきらめないスクラム』というタイトルで2/23に登壇予定です。

https://confengine.com/scrum-fest-osaka-2019/proposal/8554/-confengine.com

残念ながら採択されなかった Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019 向けの発表テーマでしたが、大阪でも新たにScrum Festというイベントが立ち上がると聞いて改めてCfPに応募し採択して頂きました。もともと私たちは大阪拠点の開発チームなので、大阪開催のイベントで大阪のチームの取り組みを紹介できるのは非常に嬉しいことです。

この1年を大きく3段階の取り組みに分けてご紹介します。

  • はじめる闘い
  • つづける闘い
  • あきらめない闘い

これらの闘いの中で「我々は何を学んだのか?」をお話できればと思っています。

当日はチームのメンバーもオーディエンスとして参加します。Scrum Festではセッションの発表を聞くだけでなく、ワークショップやCoffee/Tea Breakなどで参加者同士の交流の時間も設けられていますので、チケットをお持ちのかたはぜひ会場でお声がけください。

RAKUS Meetup Osaka #2 アジャイル Night(2/26)

rakus.connpass.com

楽楽精算開発2課のメンバーがそれぞれの立場からスクラム1年目を語ります。私たちはチームでのスクラムの取り組みをアウトプットするために、半年前からこのイベントに向けて準備してきました。

以下のそれぞれの立場でメンバーが発表する予定です。

  • 主力エンジニアの場合
  • 中途入社エンジニアの場合
  • 若手エンジニアの場合
  • スクラムマスターの場合

メンバーの入れ替わりなどもあり、私たちはそれぞれの立場で様々な課題に向き合ってきました。それらは開発の現場ではよくあることかもしれませんが、同じ課題を抱えるエンジニアの皆様にお伝えすることで何かの気づきになれば幸いです。

LT枠も募集していますので、それぞれの現場でのアジャイルな取り組みを共有しあえればと思います。ご参加お待ちしております。

「フェリーハッカソン 2019」参加レポート!

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Y-Kanohです。先日開催された、「フェリーハッカソン2019」に他数人のエンジニアと参加してきました。ハッカソンイベントには初めての参加でしたが、チームにも恵まれて楽しく終えることができました。眠かった。

イベント概要

詳しくは、参加前に@neroblubrosさんが投稿している記事をご覧ください。

http://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20190125/interaction/engineer-learning/hackathon/

簡単に説明すると、「大阪港 - 別府間のフェリーに乗りながら、ハッカソンを行うイベント」です。 公式Webサイトの「日程」からもわかりますが、アイディアソン開始が21:30ハッカソン開始が24:00という素晴らしいスケジュールです。

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テーマ説明時にも不穏なスライドが!

全体の流れ

  • 一日目
    • 作成するサービスのテーマ説明会
    • アイディアソン(作成するサービスの案出し)
    • ハッカソンスタート(サービス作成開始)
  • 二日目
  • 三日目
    • 発表会

フェリーについて

今回はフェリーに乗りながらプログラムを書くという、非日常な体験をしてきました。 フェリー内には、運営チームのインフラ部隊がWi-Fi環境を整えてくださり、プログラムできる環境が用意されています。 そのため、船内のいたるところにWi-Fi機器が取り付けられていました。 f:id:Y-Kanoh:20190211131956p:plain:w700 f:id:Y-Kanoh:20190211140041p:plain:w700

ハッカソンについて

私のチームでは、QRコードを読み取ってサーバとやり取りを行うシステムを作成しました。 QRコード読み取り機器などのハード側のプログラムや、読み取った後に接続するWebアプリケーションの作成、さらには表示する画面のデザインなど、やることは多岐にわたるため、チームメンバの方々と役割分担して進めました。私も微力ながら、読み取ったQRコードの情報を判別するAPIの実装を担当しました。

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復路のフェリー内では、アプリケーションの結合を行う傍ら、発表資料を作成し、最終日には発表も担当させていただきました。 惜しくも最優秀賞は逃しましたが、協賛企業のさくらインターネット様による、「さくらインターネット賞」をいただきました。

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デモ風景

所感

初めてのハッカソンイベント参加ということもあり、一番印象に残ったことは、社外エンジニアのスキルを感じられる点でした。 社内で使われていない技術や、自分が使ったことがない技術でも、社外では一般的なことや、技術に対する温度感を身近に感じることができ、自身の知識の低さや、認識の間違いに気づかされることもありました。

また、チームで作業をする中で、他社の業態や必要とされる技術など、実際の現場でのお話もお聞きできるため、勉強会やカンファレンスより深く知見が広がる印象でした。

参加前から過酷なイベントだと聞いていましたが、終わってみると、とても楽しく、また得るものも多いイベントだっだと感じました。 フェリーというあまり自由が利かない環境の中で、社外のエンジニアの方と作業することはとても新鮮で、勉強になりました。

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