こんにちは、takaramです。
メール配信サービス 配配メール / クルメルの開発チームでは昨年、はいくる通信と題し、メール配信に関する技術・ノウハウをご紹介しました。
今回はその続編として、配信エラー解析についてお話したいと思います。
- 配信エラー解析とは
- 配信エラー解析のしくみ
- 二種類のFromアドレス
- 配信エラーと到達率
- まとめ
配信エラー解析とは
「自分の送ったメールが届かなかった」という経験はあるでしょうか?メールの送信に失敗する原因としては、例えば以下のようなものがあります。
- メールアドレスが間違っている
- 相手のメールボックスが満杯になっている
- 相手に受信拒否されている
- サーバ間で通信に失敗した
特にメールマガジンなどの一斉配信においては、配信エラーは珍しくありません。内容に興味がなくなった読者に受信拒否されたり、そもそも登録したアドレスが間違っていたりといったケースです。
エラー理由によって解決策は全く変わってくるため、メールが届かないとの問い合わせを読者から受けた際にはまず理由を把握する必要があります。また、配信エラーを放置し届かないメールを送り続けることはコストの無駄になってしまいます*1。
*1:メール配信サービスの利用料金は、一般的に配信通数やアドレス登録数で決まります。