こんにちわ、@kawanamiyuu です。先週、AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 試験(以下、SAA 試験)を受験してきましたので、勉強方法などを共有したいと思います。ちなみに、試験結果は 893 点 (/1000) で合格でした ε-(´∀`*)ホッ
筆者の AWS スキル感
- AWS での基本的な冗長構成(ELB + Auto Scaling + RDS Multi-AZ)とか、Well-Architected フレームワーク レベルのことはこれまでのエンジニア経験の中で知識としては知っている
- 以前このブログで紹介したかみせんプロジェクトなどの技術検証系のプロジェクトで ECS などの流行りのサービスをちょこちょこ触ったことがある
- AWS でインフラを 0 から構築した経験はない
- 本番環境での AWS 運用経験はない
- ※ AWS を利用したサービスの開発に携わったことはありますが、インフラレイヤは当時ノータッチ
受験のモチベーション
- 現在開発を担当している新規事業(HR x Tech)で AWS を利用することが確定しており、いつまでも「知ったかぶり」ではツライ(笑)ので、AWS の基本について一度ちゃんと理解しておきたかった
- 社内に AWS に詳しいエンジニアが少ないので、今後のキャラ立ちを狙って
勉強方法
学習期間
- 期間としては 2019/1 〜 2019/3 の約 3 ヶ月間
- 当初、2 月中に受験しようと計画していましたが、なかなか勉強時間がとれずなんとか年度末に受験できました
- 普段 Studyplus というアプリで勉強の記録を付けていて、実質の学習時間は 20 〜 30 時間でした
学習教材
ちょうどよいタイミングで最新の試験内容に対応した対策本が 2 冊出版されましたので両方購入して勉強してみました。
以下の順で勉強しました。
AWS Well-Architected フレームワークのホワイトペーパー
- 一通り読みました
Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト教科書
- 発売日:2019 年 1 月 19 日
- 模擬問題をこなすために購入
- 65 問の模擬問題(PDF)がついています
- 教科書部分も一通り読みました。試験範囲の事項についてちょうどよいボリューム感でまとまっていて勉強になりました
最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本
- 発売日:2019 年 2月 21 日
- 当初、こちらの購入予定はありませんでしたが、受験時期のズレに伴い追加購入しました
- 模擬問題をこなすために購入
- 65 問の模擬問題(小冊子)がついています
- 模擬問題の難易度は「徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト教科書」より少し難しかった気がします
- こちらも教科書部分も一通り読みました
- 「徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト教科書」と比較すると、「セキュアな複数階層アプリケーション(第 9 章)」「高可用性構成(第 10 章)」といった重要な事項によりページを割き、図を多用してわかりやすく解説されています
- 発売日:2019 年 2月 21 日
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- 対策本の学習と並行して読み進めました
- 「AWS Well-Architected フレームワークのホワイトペーパー」と「Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本」の中で登場したサービスについては一通り読みました
AWS 公式のオンライン模擬問題(25 問)※有料
試験本番
- 試験会場は京都の嵐山近くのテストセンターでした
- テストセンターでの試験は初体験だったので、ちゃんとテストを受けることができるか緊張しました
- リモート試験官とのチャットが日本語だったので安心しました
- 本番試験は 130 分で 65 問が出題されます。見直しも含めて 70 分くらいで回答完了しました
- 試験内容については AWS 認定プログラムアグリーメントのため詳しくは紹介できませんが、模擬問題よりも、より具体的なユースケースについて、AWS サービスへのより具体的な理解が求められる設問が多かったです
受験してみて
試験勉強を通して、VPC やサブネット、セキュリティグループ、IAM、オートスケールといった、セキュリティや可用性に関する AWS の基本のキといえるサービスや機能について理解することができ、とても有意義なチャレンジだったと感じています。
AWS への関心と期待、残りの AWS 認定取得へのモチベーションも高まっていて、今後、開発実務で AWS を活用しつつ、認定についても引き続きまずはアソシエイトレベル制覇を目指して AWS の経験と理解を深めていきたいと思います。
P.S. ちなみに、ラクスにはエンジニアの資格取得を支援する制度があり、今回の受験料はしっかり経費として精算しました (-д☆)キラッ