RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ

株式会社ラクスのITエンジニアによる技術ブログです。

ラクス大阪開発組織で活躍!SIer/SES経験を活かすキャリアパス

複雑な要件をまとめ、曖昧な仕様を詰め、品質と納期を両立させてプロジェクトをやり切る─。
SIerやSESでの仕事は、常に高い要求と責任の中で鍛えられる挑戦の連続です。

そんな日々の中でも、
「もっと顧客に貢献している実感が欲しい」
「自分たちの手でプロダクトを育てたい」
と感じたことはありませんか?

ラクス大阪開発組織では、まさにそんな思いを胸に、SIer/SESから新しいキャリアを選んだエンジニアが数多く活躍しています。

ラクスの大阪開発組織は、複数の主力プロダクトを担当しながら、「顧客志向のSaaS開発組織」としてさらに発展を続けています。 今回はそこに所属する人々の概要のほか、エンジニアたちが自社プロダクト開発でどのように顧客と向き合い、キャリアを築いているのかをご紹介します。

また先日の記事では、組織の価値観や組織文化、組織としての価値づくりの取り組みについて
ご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

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数字で見る大阪開発組織の「人」

エンジニア数

サーバサイドエンジニア、インフラ、管理職を合わせて90名弱の組織です。(2025年7月現在)

新卒/中途

中途入社者が約63%、新卒が約37%です。(2025年7月現在)

中途入社者の出身業態

SIer/SES出身者が約65%、事業会社出身が約35%です。(2025年7月現在)

このように大阪開発組織は、SIer/SESでの仕事を経験した中途採用エンジニアが多く活躍しています。
では、エンジニアたちはなぜラクスを選び、どのような変化を感じ、どのような思いで働いているのでしょうか。
実際に活躍するEM、PdM、開発エンジニアに聞いてみました。

大阪のエンジニアたちに聞く!キャリアの希望・展望

ラクスへ転職してきたエンジニアたちは、それぞれが独自のキャリアを歩み、自社プロダクト開発への情熱を持って活躍しています。ここでは、具体的な声をご紹介します。

Mさん (エンジニアリングマネージャー)「新規プロダクトのPMFを目指す」

SES企業でのPG業務を経て、製薬企業向けシステムを提供する独立系SIerのPMとしてプロジェクトを統括。


転職理由は? 応募理由は? 入社の決め手は?
前職ではプロジェクトを成功に導き、後進の育成や今後の道筋を整えられたことで大きな達成感を得ると同時に、「次は新しい環境でさらに成長したい」と考えるようになりました。 特に、これから組織がスケールしていく企業で、これまでの経験を活かしながら貢献できるチャンスを求めていました。 ラクスは自分の目指す方向性や価値観に最も合っていると感じました。新規プロダクトの担当となり、重要な業務を任されているという実感があり、大きなやりがいを感じました。
前職から変わったと感じることは?
フルスクラッチ開発やカスタマイズで個別顧客の要望に応えていくスタイルから、多くのお客様に受け入れられる「最大公約数」の機能開発に集中するスタイルになったことです。
今後取り組みたいことは?
今後の目標は、担当プロダクトである楽楽請求においてプロダクトマーケットフィット(PMF)を達成し、顧客にとって本当に価値のあるサービスを提供することです。その実現に向けて、チーム全体で顧客志向・顧客視点を徹底し、ユーザーのニーズを深く理解した上で開発を進めていきたいと考えています。
特に、開発メンバーが「顧客目線」を持ち、機能や新規システムを自ら提案できるような状態をつくりたいと考えており、各チームの主体的な意見が反映される環境づくりに取り組みます。
メンバーと「ものづくり」へのこだわりを共有し、高品質で価値あるプロダクトをつくる喜びを実感できる組織にしていきます。


Tさん (上流設計担当 → PdM):「顧客の成長と自分の成長が重なる」

中規模SIerでスマホアプリ受託開発やPM/PL業務を経験し、その後外資系SIerでPMとして製造システム開発に携わってきた。


転職理由は? 応募理由は? 入社の決め手は?
当時はSES契約での業務がメインで、自社プロダクト開発に憧れがありました。直接顧客と向き合って、ビジネスを成長させたいという思いが強くなったためです。 当時からラクスは幅広い種類のプロダクトで新規リリースを続けており、安心感がありました。 働く人たちの空気感が良かったのも決め手です。SaaS業界で働くことを考えた後は、ラクス一本に絞っていました。
前職から変わったと感じることは?
顧客と距離が近く、自分の仕事がビジネス拡大に直結する実感があります。
SaaSは固定顧客がいないため、より広い視野で顧客要望の背景を深掘りするようになりました。発案した改善提案も取り入れられる機会が多いですね。
今後取り組みたいことは?
担当プロダクトの楽楽請求は、請求書受領領域ではまだまだこれからのプロダクトです。業界トップを目指していきたいですね。
現在PdMは私一人の体制ですが、今後はチームを拡大してマネジメントにも挑戦したいです。

Oさん(開発エンジニア):「自分のプロダクトがどう使われているか、実感できるように」

大学卒業後、前職のSIerで物流システム開発のチームリーダー等を経験したのち、ラクスに転職。


転職理由は? 応募理由は? 入社の決め手は?
前職では、開発した製品に対する顧客からのフィードバックが少なく、より顧客に貢献できる実感が欲しいと思っていました。 スカウトを通じて知りました。自社プロダクトかつ、技術的に尖りすぎていない安心感もありました。 面接を通じて、自分の意見も言いやすい雰囲気であることに好感を持ち、入社を決めました。
前職から変わったと感じることは?
顧客や製品が実際にどう使われているかを知る機会がとても増えました。
問い合わせ対応やビジネスサイドからの製品へのフィードバック、勉強会を通じて顧客理解を深めています。それをもとに自分自身で判断し、改善点を見つけて自分で働きかける場面も増えたと思います。
今後取り組みたいことは?
より顧客理解を高めて、上流工程やPdMも経験していきたいです。

Iさん(開発エンジニア):「顧客要望の背景まで問える環境」

前職では複数の受託開発プロジェクトを数年間経験。リードエンジニアを務めてきた。


転職理由は? 応募理由は? 入社の決め手は?
サービスを作るからには、顧客に便利だと思われるものを作りたいという思いからです。言われたものを作って終わりではなく、運用も重視しエンドユーザーの声を大事にする企業に転職したいと考えていました。 CMなどを通じて、プロダクトについては知っていました。エージェントから声をかけてもらい、大阪の自社プロダクト開発企業として、興味を持ちました。 顧客の業務を楽にするプロダクトづくりができることに加え、自分自身も未知の経験を積めそうだったことです。
前職から変わったと感じることは?
要件定義や技術選定に関わるようになったため、どういう機能を、なぜ作るのか、顧客要望の背景まで問う機会が増えました
私は運用歴の長いプロダクトを担当していますが、技術負債対策から製品へのAI導入まで、エンジニアとしても幅広い挑戦ができると感じています。
今後取り組みたいことは?
前職はAIを使っていませんでしたが、最近は技術調査にも取り組んでいます。顧客がもっと便利に使える機能を開発するため、AI分野は使いこなしていきたいですね。

「顧客志向のSaaS開発組織」で、 思いを次のステージへ

ご紹介してきたとおり、当社に転職する人は共通して以下のような思いを抱いていました。

  • 顧客にもっと近い開発がしたい
  • 多くのユーザーに価値を届けたい
  • 自分の判断や提案が活きる仕事がしたい

また、転職後はこのような変化を感じているようです。

  • 顧客視点で開発の“目的や背景”を問うようになった
  • ユーザーの反応を肌で感じながら開発できるようになった
  • 役割の幅が広がり、大きなやりがいを感じるようになった

ラクス大阪開発組織の現場は、顧客の課題と対話しながら、手を動かし、仲間とワイワイ議論し、より良い価値をつくることを大事にしています。
そしてSIer/SESで培った経験は、SaaS開発でも強みとなります。要件を詰める力、納期を守る力、チームでやり切る力──すべてが顧客のために活きてくるはずです。

もし今回ご紹介したエンジニアたちの声に少しでも共感いただけたなら、
ぜひ一度、大阪の現場のリアルな声を聞きにきてください。
そしてラクスの仲間と一緒に、顧客の課題解決を目指すプロダクトづくりに挑戦しませんか?

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