
はじめに
こんにちは!ラクスの楽楽精算でプロジェクトマネージャーを務めている@rks_bunです。
最近、YouTubeで「1/3の純情な感情」が流れてきて、中学生〜高校生くらいの時にこの曲を聞いていた私は、これが30年近く前の曲だと知って時の速さに驚きました。一緒に見ていた奥さん(私と同年代)が「30年前?最近じゃん」と言っていて、ちょっと共感しちゃった自分にさらに驚きました。
このように時が経つのは早いもので、私がラクスに転職してから半年が経ちました。
この記事は、ラクスへの転職を迷っている方、特に30代〜40代で転職を考えているPMやエンジニアの方に向けて書いています。
率直に言って、ラクスは良い会社だと思います。でも、当然良いところばかりではありません。この記事では、私の実体験を踏まえて、良いところと悪いところの両方をお伝えします。
転職の背景
転職を決意した理由
私が転職しようと思った理由は、細かいものも入れるとたくさんあるのですが、大きな理由としては以下の2点になります。
- ユーザの役に立ちたい: 前職ではPM業務に特化しすぎて、一番大切な「ユーザの役に立つ」という視点が薄くなっていた
- もっと開発に関わる仕事がしたい: 前職は開発に関わらない仕事も多く、元々エンジニアだった私には物足りなさがあった
ラクスを選んだ決定的な理由
顧客志向が強く伝わってきたことです。
面接で転職理由をお話しした際、面接官の方がとても共感してくださり、顧客志向を高めるための具体的な施策なども見せていただけました。
私はソフトウェアに関わる者として「人を幸せにする」ことを一番大事にしているので、それを一緒に目指していける会社だと確信できました。
入社半年での率直な感想
実際に入社して半年働いてみて、実感として得られたものをお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、入社初日に別部署の方が何人か席まで挨拶しに来てくださって、とても嬉しかったです。良い人が多いのもラクスの特徴だと思っていますが、あまりに主観的な情報なので詳細は割愛します笑。
良いところ
新しいものの導入に前向き
AI活用や自動化の提案に対して前向きに検討してくれる環境があります。
この半年間だけでも、AIを含む様々な技術によりすごいスピードで開発フローや手法が変わっています。ある程度大きな会社なので変化に消極的なのかと思っていましたが、全然そんなことがなくて驚きました。
個人的には、最近はAIを活用した仕事の改善が楽しくて仕方ないです。
チーム協働の文化が根付いている
- 職種を超えた連携: 技術者・PM・ビジネスサイドが一体となって課題に取り組む文化
- 知識共有が活発: 技術的な知見を積極的に共有できる/してもらえる環境
社内勉強会もかなりの頻度で開催されていて、勉強にも刺激にもなっています。
本当の意味での顧客志向
- ユーザーの声を重視: 実際のユーザーの声を基にした改善が継続的に行われている
- 現場の課題に直結: 顧客の業務効率向上に直結する改善に取り組める
悪いところ(覚悟が必要な点)
システムの複雑さ
- 学習コストが高い: 長年運用されてきたシステムの理解には時間がかかる
- 技術的負債の多さ: 改善したい部分は多いが、影響範囲の評価が困難
- ドキュメントの不足: 古いシステムのため、十分なドキュメントがない場合がある
慎重すぎる部分
- リスク回避の傾向: 本番環境への影響を考慮し、慎重になりがち
- コミュニケーション不足: (特に部署を跨いだ)情報が行き渡りづらい
一部レガシーになってしまっているシステム部分に関しては、現在改善取り組み中です。 コミュニケーション不足の部分は、組織の大きさゆえの部分もあるかと思います。部署問わずみんなで話したらすぐ解決した、みたいなシーンは何度かありましたし、私が最近意識的に改善したいと思っている部分でもあります。
転職を迷っている人へのメッセージ
こんな人にはラクス(特に楽楽精算)がおすすめ
- 技術的な挑戦を求めている人: システム改善や新技術導入に興味がある
- 継続的に成長したい人: 年齢に関係なく新しいことを学び続けたい
- 顧客の課題解決に興味がある人: 実際の業務改善に携わりたい
こんな人には向いていないかも
- スピード第一の人: システムの複雑さに耐えられない
- 最新技術のみを求める人: 既存システムとのバランスを取りながらの改善になるため、最新技術の導入は段階的
顧客志向を大事に、色々なことに挑戦していきたい人には向いていると思います。楽楽精算はまだまだ挑戦すべき部分がたくさん残っているプロダクトなので、そこに向き合っていきたい方にとっては多くのチャンスがありますよ!
まとめ
私はラクスに入社して良かったと思っています。AI活用に前向きで、成長を支援する環境があり、経験を活かして活躍できる場所です。
でも、良いところばかりではありません。システムの複雑さや組織的な課題もあります。これらの課題を理解し、チャンスと思って取り組める人には、非常に魅力的な環境だと思います。
私は40代で転職しましたが、転職が遅かったとは感じていません。むしろ、経験を活かして新しい挑戦ができる貴重な機会になっています。
迷っている方は、まずは話を聞いてみることをお勧めします。
また、文中に出てきた面接官の方も登壇(レガシーシステムの改善についても!)されるRAKUS Tech Conference 2025が8月7日に予定されています。 気になる方は是非参加してみてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
最後に、この半年間で多くの方々にご支援いただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。