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【まとめ後編】楽楽精算PdMが資料を作るときに考えていること

皆さん、こんにちは!もしくはこんばんは! 楽楽精算プロダクトマネージャーの@wekkyyyyです。

前回は、本件の前編を記載させていただきました。 tech-blog.rakus.co.jp

今回は後編を記載します。

目次は以下となります。
対象読者、筆者がどういう人物か、執筆背景については、前編をご参照くださいm( )m



資料を作るときに考えていること

(復習)【いざ開始】1つのアウトプットを3ステップで分けて作業する

以下の4ステップに分けて考えています。
それぞれの段階でレビューにかけます。

★注意点
レビュー相手としては、上長はもちろんですが「自分にない・足りない視座がある人」に頼むといいと考えています。
レビューの目的は、この内容で「目的とした達成状態にできる・近づくかどうか」を見るためだからです。
自分と同じ観点でレビューを受けてもそれはただの二重チェックであり、レビューの目的にはそぐわないと考えています。

前編では、30点版までの部分を記載しました。

今回は60点版〜です。

1. 15点版(全体の流れこんな感じ状態)
2. 30点版(一旦作りました状態)
3. 60点版(見直して熟成します状態)
4. 90点版(これで提出します状態)

※100点は、最終合意状態を指すので割愛します。

【60点版】今一度 本当にこれだけか? なぜそうなる? その次はどうなる?を考える

30点版にて 定性的なデータを可視化した上で、定量情報を付与する行為を30点版で一度実行している前提です。

ここを今一度!ロジックに抜け漏れがないか確認・修正・補足をします。

資料は、1日寝かしてもう一度見ると改善点が見つかること※が多いですが、
ここをやるやらないで合意・説明の場でのスムーズさが変わると考えています。
 ※前田 鎌利さん著 社内プレゼンの資料作成術【完全版】にも記載があります

可視化(カスタマージャーニー等)したものを見て、つながりに対して、
`本当にこれだけ?`、`なぜそうなのか`、`その次はどうなる?`を再度確認します。

※すみません。以下は説明のためにシンプルさを求めて書いたので精度は低いです。

【90点版】メッセージを意識する

ここは題名の通りシンプルです。 正直個人差はでます。正解はないです。

しかし意識すべき部分はあります。

1. 今一度、【15点版】1に達成状態・2に達成状態・3、4がなくて5に達成状態に立ち戻りましょう。
        a. 誰が・どのような状態になっていれば、この仕事は完遂されるのか?
2. どこからどこまでの情報で、誰に何を言いたいのか?
3. 全てのメッセージを集めると、1. の達成状態を得れるのか?

こちらを今一度考えることを意識しています。

【90点版】届ける相手を自分に憑依させる

いよいよ最後の仕上げです。

ここを意識できてるできてないでは、読み手に与える印象が格段に変わるな。と
実体験から感じています。

偉そうに色々書いていますが、私もうまくできてない時はあります。
(特にはじめましてな人相手だと確率は高い)

ですが、ここは諦めることはしないように心がけています。

書き出すと細かいことは、ものすごい量があるのですが、
サマると意識している事項は以下です。

1. 誰がこのOutputを見るのか?
2. その人に伝わる言葉になっているか?
3. その人にどう動いて欲しいのか?
    a. その人にどの流れで理解をしてほしいか?
    b. その人にどこに注力して見てほしいか?
    c. その人の利益になる情報を与えているか?
    d. その人に次にどういうアクションをしてほしいのか?

編集後記

楽楽精算PdMが資料を作るときに考えていること。
というテーマで書いて見ましたが、これは、、、書くのが難しいですねw

Agendaのレベルで何回も書き直しました。
最初は細かすぎてブログとして読むのはしんどいな。。。というレベルから削って削って今の形にしました。

それによる弊害としても、そもそもの私の記載内容としても、色々と足りない部分があると思います。

そこはすみませんが、このブログをフックに様々な書籍を読んでみてください。

このブログ内容は、様々な書籍を自身で読んで・実践して・ミックスした上で、ある程度成功できる方程式を、私なりに組み上げた内容です。

ですが、読者のみなさまを取り巻く状況によっては、過不足あるものだと思います。
ぜひ、学習してみなさんの中での方程式を組めるようにしてください。

ありがとうございました。

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