RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ

株式会社ラクスのITエンジニアによる技術ブログです。

【Meetup】SaaSを支える開発原則/DDD、心理的安全性、Twelve-Factor

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はじめに

技術広報のitoken1013です。こんにちは。
定期開催させていただいていますラクスMeetup、2月に大阪で盛況でしたSaaSを支える開発原則/DDD、心理的安全性、Twelve-Factor』をテーマに、登壇者と発表内容を新たに刷新して6/24(水)に開催しました。
今回で2回目のオンライン開催となりましたが、60名の方にご参加いただき(満員!)、Twitter や Zoom上にはコメントが溢れる盛況のイベントとなりました。
今回は当日の発表をご紹介させていただきます!

rakus.connpass.com

イベントテーマ概要

ソフトウェア開発には様々な原則・法則が存在します。
これらの開発原則がラクスのSaaS開発でどのように活かされているか、開発チームで主要な役割を担う若手・中堅・ベテランの3名のエンジニアから紹介させていただきました。
SaaS開発ならではの原則、拡大する開発規模を乗り越えるための原則、新たなサービス開発でドメインイベントを活用するための取り組みなど、幅広い内容となりました。

発表の紹介

Twelve-Factor Appで読み解く、モダンなアプリの理想とレガシーなアプリの現実

多くの方々にラクスを知っていただくきっかけとなりました楽楽精算
この楽楽精算の開発チームで活躍する矢須より、 Twelve-Factor App に存在する4つの原則を紹介させていただきました。
2009年にリリースされた楽楽精算は Twelve-Factor App よりも長い歴史を持つサービスですが、Twelve-Factor Appに存在する原則との共通点と現状のギャップに触れつつ、理想的なWebアプリケーションの姿を解説しています。

speakerdeck.com

開発グループが開発チームになるまでの歩み

同じく楽楽精算においてPMを務める紀井が紹介するのは、以下の3つの原則です。
2年間で急速に規模が拡大した楽楽精算の開発チームを軌道に乗せるために、紀井が挑戦した取り組みを紹介させていただきました。

発表では大きく3ステージに渡る課題が取り上げられましたが、どのステージでの挑戦も参加者の皆様に共感いただける登壇となりました。

speakerdeck.com

紀井の登壇については、別途logmiでも紹介しております。
ぜひ当日の発表内容をご覧いただければと思います。

logmi.jp

結果整合性ができない開発者のドメインイベント活用例

ラクスの数々のサービスを成功に導いてきた峰村が紹介しましたのは、DDDドメインイベント、集約)と結果整合性です。
ドメインイベントとは、ドメイン内で発生する「○○したら××になる」といった出来事を表現するドメインモデルです。
今回は峰村がリードエンジニアとして取り組む新規サービスの開発でドメインイベントを活用した知見を、実例を交えて紹介させていただきました。
ドメインイベントを導入することで得られるメリットの他、導入のための困難、そしてチームにドメインイベントを定着させるための取り組みを紹介させていただいています。

speakerdeck.com

おわりに

多くの方に数々の共感をいただけましたラクスMeetup、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

ラクスでは7月・8月もMeetupやLT・勉強会を開催予定です。
今後もエンジニアの皆様へ有益な情報を発信する場にしていければと思いますので、 どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!

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