はじめに
技術広報のyayawowoです。
いつもラクスのエンジニアブログをお読みいただき、またエンジニアイベントへのご参加、ありがとうございます。
今回はイベント申込も200名以上となり、大変盛り上がったMeetup(8/4開催)の発表内容についてご紹介します。
イベントテーマ概要
今回のテーマは、大規模なSaaSサービス開発と20年以上向き合っているラクスの『開発戦略』と『マネジメント』です。技術の先行検証を行っている技術推進課と以下プロダクトの開発と運用の最前線で関わるメンバー達が登壇しました。
発表の紹介
それではここから各発表内容と資料を共有させていただきます!
ラクスの技術スタックを新陳代謝し開発を加速させる取り組み
株式会社ラクスでは「日本を代表するSaaS開発エンジニア集団となる」というビジョンを掲げ、組織力と技術力を強化しています。 しかし、技術力に関してはソフトウェア開発のトレンド技術へのキャッチアップが遅れ、後発の競合サービスに追い越されるのでは…という危機感がありました。
そこで2020年に技術推進課を立ち上げ、組織として技術トレンドを常にキャッチアップ、新技術を習得しサービスに導入を行う研究開発の取り組みを始めました。
今回、開発組織の技術スタックを新陳代謝、開発スピードを加速していく取り組みとして、以下内容を中心に技術推進課の岡本からご紹介しました。
- GraphQL・Flutter・React Natvie・Ionic Framewrokの技術検証
- サービスへの導入・提案を行った事例
技術推進課の取り組みをまとめておりますので、是非こちらもご確認ください。
かみせん カテゴリーの記事一覧 - RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
若手育成と機能開発を両立する開発戦略〜新機能開発を若手チームに任せてみた〜
リリースから順調にビジネスとして成長を遂げてきた楽楽精算ですが、開発規模をスケールするために徐々に開発エンジニアが増えていきました。開発量とスピード、もちろん品質も求められる中、シニアエンジニアを中心とし、個人開発からチーム開発への転換に成功しました。
次は若手エンジニアの育成です。
「若手メンバーに新機能案件で実践経験を積んでもらいたい」
しかし、事業戦略・納期・品質・コストと足踏みする要素が多くありました。
楽楽精算の紀井からは、楽楽精算の新機能開発と若手育成を両立しつつ、若手チームがメジャーリリースの目玉機能の開発にチャレンジした事例を紹介させていただきました。
スクラム開発チームをLessでスケールさせた話
楽楽明細開発チームでは、2年ほど前からスクラム開発を取り入れています。サービスが成長するにつれて、機能要望が以前と比較にならないほど増えてきており開発チームをスケールアップさせることが急務となりました。
楽楽明細の三田から、大規模スクラム Large-Scale Scrum(LeSS) の手法を取り入れ、複数チームでのスクラム開発を実践している事例をお話させていただきました。
おわりに
SaaSを支える開発戦略・マネジメントはいかがでしたでしょうか?
ラクスは、サービスの成長につれて開発規模も年々スケールアップしていますが、技術スタック強化や、若手育成、スクラム開発手法にも力をいれております。
今回はそんな当社の事例を踏まえた発表になりました。
当社エンジニア3名の発表が大規模SaaS開発に携わる方の一助となれば、幸いです。
ラクスのMeetupは、2021年度もまだまだ予定されておりますのでイベント公開までしばらくお待ちください!
また、今回の発表にもあった技術推進課が取り組んでいる『技術推進プロジェクト』の検証結果を勉強会形式で共有します!
是非こちらへのご参加もお待ちしております。
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