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JJUG CCC 2019 Spring にラクスのエンジニアが 2 名登壇します!

こんにちわ @kawanamiyuu です。来週末に開催される、日本最大の Java コミュニティイベント JJUG CCC 2019 Springラクスのエンジニアが 2 名登壇しますのでお知らせします。

イベント概要

www.java-users.jp

goo.gl

登壇セッション

セッション一覧はコチラ → http://www.java-users.jp/ccc2019spring/#/sessions

1.売れてる SaaS へのオブジェクトストレージ導入にまつわる泥臭い話

<概要>

「楽楽精算」は株式会社ラクスが提供する経費精算クラウドサービスです。市場の成長や働き方改革といった社会情勢とともにサービスも成長を続けています。その一方で、売れているサービスであるがゆえに蓄積した技術的負債やビジネスのスケールに伴う運用課題もまた抱えています。

その課題の1つとして、増え続ける顧客データのバックアップ肥大化およびバックアップ時間増大という課題が深刻化していました。リリースメンテナンス時間への影響も無視できなくなってきたことから、Amazon S3 ...ではなく、Amazon S3 互換のプライベートオブジェクトストレージへのデータ移行に踏み切りました。

オブジェクトストレージ導入にあたりどのように技術選択をし、どのように大切な顧客データを安全確実に移行したのか。また、リリース後に発生した問題にどのように対処したのか。サービスローンチから10年が経過し、オンプレミス、某 Java フレームワークと決して今をときめく技術スタックで構成されたサービスではない楽楽精算にとっての技術的なチャレンジについて、成長を続けるサービスが必ず通りうるであろう現実的で泥臭いお話を具体的に発表します。

翌週に開催予定の RAKUS Meetup Tokyo #3 のリードセッションを JJUG CCC 2019 Spring という特別な場所からひと足早くお届けします。

2.ArchUnit で Java/ Kotlin アプリケーションのアーキテクチャを CI する

<概要>

ArchUnit とは一言でいうと、Java / Kotlin アプリケーションのパッケージやクラスの依存関係や、アプリケーション固有の実装ルールを JUnit のテストコードして表現しテストできるテストフレームワークです。

我々にとって ArchUnit はなにが嬉しいのか。ArchUnit でできることは人間によるコードレビューや静的解析によってもチェックできそうに思えます。

この発表では、実際に私たちのプロダクトの CI に組み込まれているテストコードの実例と合わせて、アーキテクトの観点、開発チームの観点から ArchUnit のウレシみについてお話します。

最後に

今回がラクスとして初めて Java のイベントへの登壇です。そして、東京拠点エンジニアからの社外イベント登壇も初です。今年度もラクスはイベント登壇への取り組みを更に加速させていきます。

最後になりましたが、当日、セッションでお会いできるのを楽しみにしています!

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