はじめに
こんにちは。aa_cryingです。早いもので、4月で入社して3年目になります。
2020/2/13-14 で実施された Developers Summit 2020 に参加してきましたので、
今回はそのレポートとして、 聞いてきたセッションの内容の紹介と感想を残していこうと思います。
Developers Summit とは?
翔泳社が主催されており、「技術者コミュニティとの連携から生まれた総合ITコンファレンス」というテーマで年に数回開催されています。 総合コンファレンス ということもあり、内容は技術寄りの話から、サービス運用の話、マインド的な話など多岐に渡っていました。 数あるセッションの中から3つのセッションを選び聞いてきたので、それらの紹介をしようと思います。
セッション内容を紹介
【14-D-5】マルチクラウドに向けてNGINX活用促進する為に知っておいてほしいこと
まず1つ目は技術寄りのセッションになります。こちらは マルチクラウド ・ NGINX というワードに惹かれて選んだセッションですが、 思ったより技術寄りの内容でした。
まだスライドが公開されていませんので、内容を軽くご紹介しますが、 内容の趣旨としては「NGINXはこんなこともできます」という紹介でした。 DockerコンテナやJenkins等と連携してNGINXを利用することが出来ますよーと話や GKE (Google Kubernetes Engine) やAKS (Azure Kubernetes Service) 上ではこういう活用が出来ますよーという話がありました。
2年目エンジニアの私には首をひねる内容が多かったですが、終了後に調べ、GKEやKubernetes等の技術について知り、興味を持つきっかけになりました。 新たに追加された機能である External Name についてはデモを交えて説明していただき理解できましたし、画期的なシステムだなと思いました。 External Nameを使用することで、部分的に (このバージョンのみ等)他のクラウドサービスを使用したりといったことが可能になるそうです。 また、マルチクラウドで共通の設定をすることが可能なので、マルチクラウドを管理するのが便利になりそうだなと思いました。
【14-E-6】生涯イチ・エンジニアとして好きな技術でジャンプアップし続けよう - 夢のつづきはビッグデータで
2つ目のセッションはマインド的な話でした。 こちらはスライドが公開されていましたので、詳細は以下をご覧いただければと思います。 speakerdeck.com
私の中では以下の話が印象に残りました。
- 常にホームランを打つという強い意志は大事だが、結果は三振だろうが気にしない。
(結果を出すためには失敗を恐れない) - 「こうなりたい」ではなく、「なるんだ」という強い意志が大事。
- まずは小さな夢・目標でいいから立てて、それを叶える・達成していくことでジャンプアップ(成長)できる。
- 心が折れないように趣味等で自分をケアすることが大事。
「結果を出すためには失敗を恐れない」ということの例えでアダム・ダン率の話が出てきたりと、野球に例えて表現されるのが面白かったです。
33-4 も出てきました (笑)
好きな技術でジャンプアップ の前に、私はまず好きな技術を見つけるために様々な技術を学んでいきたいです。
【14-E-7】月間約10億件のクラッシュデータから見えたアプリ品質の実態! エンジニアが仕掛ける、『ONE TEAMで挑む、賢いアプリの品質管理』とは?
こちらはスマホアプリのサービス運用の話になります。
こちらもスライドが公開されていないため、内容を簡単に説明させていただきます。
- 登壇された方はスマホアプリのエラー解析ツールである「SmartBeat」というツールの開発チームに属している
- 本ツールでは1ヶ月に10億件以上のエラーを検出している
- アプリのクラッシュが起こるとそれが★1レビューに繋がり、最終的にはユーザーが離れていってしまう
- アプリのクラッシュはアプリを使わなくなる理由の7割にものぼる
- データの消失が起きてしまったりすると大惨事に...
- なぜクラッシュするのか
- クラッシュしないためには
- エラーの検知率を上げる (アラートメールや本ツールの使用等)
- すぐ直す・直さないの判断や、どこから直すかの判断を的確に行う
- 影響を最低限にとどめる工夫が大事
- エラーが分かっておりすぐに直せない場合は早めにアナウンスする等
私が関わっている製品でもアプリを配信しているので、他人事ではないなと思い申し込みをしました。
また、私達のチームでは クラッシュしないためには に記載されている事項は的確に行われており、
サービス運用については上位者の皆さんにさすがの一言です。
終わりに
このような大きなカンファレンスには初参加でしたが、学びやエンジニアとしてのモチベーション等得られるものが多く、また行きたいと思えました。
案内があった後すぐに動けず、題名や登壇者名から「気になる!」と思い申し込もうとしたら既に満員
になってしまっているということが多かったのが心残りです。
次回以降は気になるセッションに参加できるよう、すぐに動きたいと思います。