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エンジニアの学習は団体戦 ~ラクス フロントエンド開発課の学習文化の醸成に関する取り組み~

この記事はラクス Advent Calendar 2025 12日目の記事です。

はじめに

こんにちは。ラクス フロントエンド開発課のたぐちです。

今回は、私たちフロントエンド開発課で取り組んでいる学習文化の醸成に関する取り組みをご紹介します。

取り組み内容

私たちのチームでは Notion を活用し、メンバーが日頃気になった記事や情報を随時ストックしています。

その中から、他のメンバーも気になった記事に「マーク」が付いたものを選び、週次の情報共有会(1時間)で内容を確認したり議論したりしています。

記事共有の様子

以前は隔週開催としていましたが、最近は AI をはじめ技術の変化が非常に速いため、
「隔週ではキャッチアップが追いつかない」という声を受け、毎週開催へと変更しました。

また、Notion に追加された記事は Notion と Gemini の API を活用し、チャットツールへ要約を通知しています。

記事要約の例

情報共有会の良いところ

1. 学習のハードルが下がる

「エンジニアは日々の勉強が大事」というのは多くの人が感じていることだと思いますが、常に最新情報を一人で追い続けるのは、慣れていないと負担が大きいものです。

特にフロントエンドは移り変わりが激しいと言われていますが、AI はそれをさらに上回る速度で変化しています。追従しようとすると目が回りそうになります(私だけでしょうか…?)。

そこで、チーム全体で学習を共有する場をつくることで、個々がキャッチアップし続ける負荷を抑えながら学習を進められるようになっています。

2. メンバーの価値観や思考を知る機会が増える

業務中にも相談や議論はありますが、

  • 開発とビジネスの距離をどう縮めるか
  • 不要な機能の削減(いわゆる「機能の引き算」)をどう進めるか
  • プロダクトの本質的な価値をどう捉えるか

といった根源的なテーマを語り合う機会は意外と多くありません。

情報共有会ではジャンルを限定していないため、記事によってはこうしたテーマに踏み込んだ普段は出てこない深い議論が生まれることもあります。メンバーの考えを知る貴重な場になっています。

3. 気になる技術をその場で試せる

記事の確認が早く終わった場合は、紹介された内容を実際に触ってみる時間にしています。

たとえば、

など、多岐にわたります。

記事を読むだけでなく、その場で手を動かすことで理解が深まり、議論もより活発になると感じています。

今後の改善ポイント

1. ファシリテーターが固定化している問題

現在は言い出しっぺである私がずっとファシリテーターを担当していますが、

  • 私が休むと運用が止まってしまう
  • メンバーがファシリテーションを練習する良い機会になる

という理由から、今後はローテーション制にしたいと考えています。

2. 記事を投稿するメンバーが偏りがち

フロントエンドや AI 関連など、全員が興味を持ちやすい領域では記事が被りやすく、結果として毎週ほぼ同じメンバーが投稿してしまいがちです。

解決策としては、たとえば

  • その週に投稿していない人の意見をファシリテーターが優先して聞く
  • 投稿されていないジャンルを意識的に拾う

といった工夫が考えられ、より多様で活発な議論につながるのではないかと思っています。

おわりに

以上、私たちの学習文化の醸成に関する取り組みをご紹介しました。

「受験は団体戦」とよく言われますが、エンジニアリングの学習もチームで取り組むことでハードルが下がり、継続しやすくなると実感しています。

もし技術の移り変わりの速さにキャッチアップが追いつかないと感じている場合は、ぜひチーム内で試してみてください。

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