みなさんこんにちは。フジサワです。
緊急事態宣言が多くの都道府県では解除が行われ、まだ未解除の地域でも解除の方向に向かっていますね。
ラクスも政府の緊急事態宣言の発令に伴い、感染拡大防止のためリモートワークに移行しました。
移行当初は、普段との勝手の違いから戸惑う声なども多少はあったようですが、もともと国内・海外の拠点間で、ビデオ通話やチャットツールなどを用いた開発を行なっているので、全体を通してみれば大きな混乱は少なかったようです。
むしろ、蓋を開けてみると、各々自分なりのリモートワークスタイルを確立し、楽しんでいる前向きに向き合っていたように見えます。
新しい生活様式が推奨される中、今後もリモートワークは日本企業に根付いていくのではないでしょうか。
そこで、「リモートワーク中のエンジニアのライフハックに迫る!」と題しまして、リモートワーク中のラクスエンジニアが、自らのリモートワークライフをどのようにHackしているかをご紹介しようと思います!
弊社エンジニアに、「リモートワークの質を向上するために、工夫していることを教えてください!」というアンケートをとった結果をお伝えします!
オシゴト環境についてのHack
ディスプレイ・モニタに関するものが圧倒的に多い
これは予想通りの結果でした。
エンジニアにとって、モニタの枚数・サイズ・解像度がそのまま生産性に跳ね返ってくると言っても過言ではありません。
デュアルモニタ・トリプルモニタはあたりまえ、モニタアームや大画面モニタを採用する人もおり、むしろ社内よりも快適になってるんじゃないかと思われるケースも。
中には自宅のテレビをディスプレイがわりに活用している人もいたようです。
ついで多かったのは、音・BGMに関するもの
音やBGMに関しての意見をあげている人は多いものの、人によってこだわりポイントは大きく違っているようです。
- ラジオや歌声が入っているもの派
- 歌なし or 日本語以外の歌派
- 音楽じゃない環境音(オフィスの音など)派
など、様々な意見がありました。
ご家族の生活音が気になるということで、ノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンを使っている人も。
音楽配信サービスや、ラジオ配信サービスなどの活用も人気のようです。
音に関しては、完全な無音状態を好む人もいると思いますし、自分に合ったスタイルを選ぶことができるのはリモートワークのメリットの一つかもしれませんね。
イスに関するHackも
長時間座っているため、普通のイスでは「オシリが耐えられない」人が多かった模様。
ゲーミングチェアや低反発クッションなどを導入したという意見が目立ちました。
一方、「ちゃぶ台に正座がベスト」という古式ゆかしいジャパニーズスタイルで戦う猛者も。
ちなみに私は、ゲーミングチェア+ゲルクッション+あぐらスタイルで何時間でも座っていられるようになりました。
オフィスで何気なく使っていたイスが「ああ、あれは実に良いものを採用してくれていたんだなあ」と気づかされました。
意外に多いスマートウォッチ勢
「腕時計」というと、外出する時に身に着けるイメージでしたが、スマートウォッチに関してはその限りではないようですね。 次のような使い方をしている人が目立ちました。
- 運動不足になるので自らのアクティビティを可視化。座りっぱなしを抑制できる。健康管理のため。
- 時間感覚がなくなるので会議とアラームを連動させアラームを鳴らす。気持ちの切り替えにもなる。
番外
今回アンケートをとった中で、もっとも異彩を放った回答が介護用デスクを活用するというもの。
- ベッドで寝ながら仕事ができます!
らしいです。本人談によれば「大事なもの(体力)が失われている気がする」とのことですが、気のせいじゃないと思います。 そのまま寝たきりになってしまわないように気をつけていただきたいものです。 あとは、ふくらはぎマッサージ機を使っていますという人も。
この超快適な環境の二人が、通常の勤務が再開された時でもちゃんと出社してくれることを祈ります。
働き方についてのHack
ここまでは、設備や環境などについてのHackを見てきましたが、ここからは働き方のHackについて注目したいと思います。
オン/オフの切り替え・リフレッシュ
リモートワークでは、オンとオフを切り替えや、リフレッシュをうまく行わないと、業務効率が悪くなってしまいます。
ラクスのエンジニアは次のようなスタイルで、リフレッシュを図っていたようです。
- 朝のランニング・ウォーキング
- リフレッシュだけでなく、運動不足の解消にもなりますね。リモートワーク前と同じ時間に家を出て、始業時間までウォーキングをして習慣の維持を行っている人も。日光をきちんと浴びることは重要みたいですね!
- 筋トレ
- 「オフィスではできない高強度も筋トレができるようになりました」とのこと。エンジニアには強靭な肉体も必要です。
- 業務後は、ノートPCを片付ける。業務用PCが視界に入らないようにする
- リビングなど、生活空間で仕事をせざるを得ない方も多い中、結果的にこうしたルーティンが切り替えの役割も果たしているようです。
- 家族に「行ってきます」「ただいま」の挨拶をする
- 気持ちを切り替えるルーティンとのことですが、ほっこりするエピソードでいいなと思いました。
- ポモドーロテクニックを使って意識的に休憩を入れる
- 25分作業したら5分休む、というものですね。他人に影響されずにもくもくと作業しているとエンドレスになってしまい、効率が悪くなってしまうので、こうしたテクニックは重要ですね。
- 大きな抱き枕
- リフレッシュのツールだけでなく、ラバーダッキングの相手にも使えるとのこと。この辺はエンジニアらしいですね。
- 作業場所を変える
- 仕事部屋を変えたり、出窓で作業をするなど、自宅内でもロケーションを変えることでリフレッシュできるようです。
- 窓を開ける、部屋の換気をする
- 基本的なところですが、意外と盲点だったり。
- 他にも、「花を飾る」「壁紙を集中できる色に変える」などの素敵な意見もありました。
子育て・家族との関係
学校や幼稚園・保育園などが休校中のため、子育てや家族との関わり方を工夫している人も多かったようです。
- 祖父母にビデオ通話で子守をお願いする
- 仕事中はなかなか子供にかまってあげられないのですが、これは良いアイデアですね!祖父母も、孫の顔が見られるので、Win/Winとのこと。
- オンライン教育
- 遊ばせているだけになりがちな中、オンライン教材を活用しているご家庭も。英会話など、先生が付いてくれるものなどは子守の効果もあって良いようですよ!
- 子供向けのYouTube動画
- 効果は絶大で放っておけば半永久的に見ているお子様が多いようです。我が家も、教育上長時間見させてはいけないなと思いつつも、どうしても頼らざるを得ないシーンがあり、最後の切り札としてお世話になっています。
- 家庭内の連絡はLINEでお願いする
- 突発的にビデオ会議を行なっている場合なども多いので、ツールを介してコミュニケーションを取るのは良いですね。集中を乱されないというような効果も期待できそうです。
食生活
生きていくためには、食事を取らなければなりません。 食生活に関しても、みなさん色々と工夫しているようです。
- 宅配弁当を活用する
- 自炊コストを減らすだけでなく、外出リスクの低減にも役立ったようです。
- 買い物はネットスーパーなどで行う
- こちらも、時短+リスク軽減策として。
- 自動調理鍋や炊飯器で時短調理する
- 具材や調味料を入れてボタンを押すだけで料理が出来上がるのでとても便利とのこと。今回の件がなくても試してみたい感じがします!
いかがでしたでしょうか? 今後も、コロナウイルスに対しては適切な危機感を持ちつつ、経済と生命のバランスをうまく取りながら共存していくことが求められます。 少しでも、この記事を読んでいただいた方のお役にたてば幸いです。
また、アンケートをとってみて感じたことですが、これまでは同じ空間で画一的な環境・働き方で仕事していましたが、良い面もある一方、個々人にとって 必ずしもベストな選択肢とは限らないのだな、ということがわかりました。 多様な働き方が増えていくと思いますので、今回の経験もうまく活用していきたいと思います。
ではでは!