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『PMフィッシュボウル 〜組織デザインってむずくない?編〜』参加してみた

こんにちは、稲垣です。

2025年度からはイベント参加や登壇だけでなく
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にも積極的に投稿して行こうかなと思っています。

Xでもプロダクトマネージャーのこと、デザイナーのこと、マネジメント全般なことをポストしていますのでよろしくお願いします。

今回の内容は4/23(水)に「ゲスト」で参加したこちらについてです。

PMフィッシュボウル 〜組織デザインってむずくない?編〜

非常に学びと良い経験ができたイベントだったので、書いておきます。 また、今後「フィッシュボウル形式」でのイベントや取り組みを検討している方へも参考になれば幸いです。

自分は「フィッシュボウル形式」は初で、「OST形式」は前職で経験がありました。ただ、今振り返ればOST形式だったんだという程度でした。 人数はともかく、360度人に囲まれて話すという経験も初体験です。

余談ですが、ログラスさんの新オフィスも初(以前の三田オフィスへ対談イベントでお邪魔したことがあった)でしたが 、イベントに最適な綺麗なオフィスでした(泉岳寺駅からもすぐ!)

■「OST」と「フィッシュボウル」とは?

まず、そもそも「OST」や「フィッシュボウル」って何?って人もいるので、O3さんに教えてもらいます。

ざっくり、こんな感じです。

まとめると

・「多並列で自由に動くOST」 と 「1テーマを集中討議するフィッシュボウル」
 ⇒広げたいときは OST、深めたいときは フィッシュボウル

なんとなくわかりましたか?詳しくは色々調べて見てください

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■『PMフィッシュボウル 〜組織デザインってむずくない?編〜』

では、実際の中身に入っていきます……と言いたいところですが、具体的な内容はオフレコな話題が満載だったため、濃すぎて書ききれません。 そこで今回は、雰囲気やゲスト・参加者としての感想、そして今回の進め方を中心にお伝えします。

●前日談

折角なので、前日談からです。
まず始まりですが、開催日の1.5ヶ月前くらいにXのDMでJoeさんから、「公開OST登壇」の依頼を貰いました。
主催者と自分以外のゲストを教えて頂き、1分考えて快諾しました。その後、2週間後に30分程度オンラインミーティングして、当日に至ってます。

時期的にTVerさんもラクスもPdM周りの組織に大きな変化があり、その話の情報交換をして、これ以上ここで話すと、これだけでイベントができそうなので、それを骨子にするで決まりました。

Joeさんyokomichi さん、は「発散と発散で収束させず結論は出さない」という話くらいでした

●当日

ラクスはこの時期、通年の評価時期でして、自分は評価ミーティング後、ダッシュで滑り込みで到着しました
入った直後に、Joeさんにこの話をしたら、フィッシュボウルで後半では見事にその話になりました。そのくらいシナリオなしの感じでした。

当日はラクスからは6名ほど参加(何の因果か元ラクスの方も参加していた)
事前に参加者にはslackへの参加が案内され、そこでは質問やら何やら五月雨のような投稿が、、、
1時間足らずで1,000を超える投稿が、最初は見てたが諦めました

基本は司会のJoeさんとフォローのyokomichi さんに身を預けるスタイル

様々な会社のPdMが自社の話や自分の体験を話す(同時に複数のイベントのLTを聞いた感覚)
話は
 ミドルの上位からシニアや組織マネージャークラスのPdMの話
 かつ、toBtoC、規模や製品フェーズも違うわ、単一プロダクトからマルチプロダクト
様々

聞いているだけで、体力と知力の消耗が激しかったです。 そこから間髪入れずに懇親会へ。

参加者のレベルも高く、フィッシュボウルの話からそのまま懇親会に入ったため、会場のあちこちでミニフィッシュボウルが開催されているような状態でした。 何かよくわからない達成感のなかで、皆さん会場を後にされたと思います。

話せる範囲で内容を共有すると、大きくはこの2つのテーマでした

  • PdMを取り巻く組織デザイン。PdMは開発側・事業側・その中間のどこに置くべきか?
  • PdMの評価はみんなどうしているのか?

こちらは当日の模様

Xより

●感想

  • 疲れるが、かなり心地よい疲れ。
  • 発散、発散、また発散…なのに、不思議とモヤモヤが残らない。
  • 準備はいらないが、「話す覚悟」は必要。
  • ファシリテーターの重要性と、そのキャスティングもかなり大事。
  • 社内でやってみるのも面白そう。

ラクスから参加したPdMメンバーの感想

  • あんなにぶっちゃけた社内の事情は聴けない。とんでもない情報量で聞いて理解するのが精いっぱいだったが、組織のことをあんなに真剣に考えているもの、視座、視野の広さを知れたのは良かった。今後のマルチプロダクト構想に対して準備しておくことがわかった気がした

  • プロダクトマネージャーの組織/立ち位置として、色々聞いてなんやかんか今のPdM-PMM体制自体は結構いいのではと思った。作る(開発)/届ける(事業部)で役割分担しやすいため。PdM-PMMが何らか共通のKPIを追う構図になっていれば、PMという共通の役割で動けるので更に良いかも(+それぞれの責任範囲のプロセスや成果を評価)一方でレポートライン(事業責任者)が事業部側にいる都合一定の不均衡は起きる可能性はある(良し悪しではなく) 

第2回「EM/PMフィッシュボウル」編、6月2日(月)にやるそうです

是非、皆さん体験してみてください。(自分も参加予定です)

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