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【PHPerKaigi2020】憧れのカンファレンスでライトニングトークしてきました!【参加レポート】

はじめに

こんにちは、MasaKuです。

PHPer による PHPer のためのお祭り、 PHPerKaigi が今年も開催されました。 (弊社もスポンサーをさせていただいております)

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PHPerKaigi2020

phperkaigi.jp

今回は LT にチャレンジさせていただいたのですが、登壇にあたり様々な学びがありました。

本記事では、LT にチャレンジする上で学びにつながった以下のポイントについて記載していきたいと思います。

  • 本記事で記載する内容
    • トークテーマの選定
    • 発表資料の作成
    • LT 発表

登壇資料

speakerdeck.com

参加にあたって

去年の PHPerKaigi2019 には一般参加という形で参加させていただいており、大変興味深い発表ばかりだったので、「来年こそはぜひスピーカーに!」と意気込んでおりました。

去年の参加レポートはこちら

tech-blog.rakus.co.jp

実は昨年開催された PHPerKaigi2019 のプロポーザルにも挑戦していたのですが、残念ながら非採択という結果になってしまっていました。

そのため、今年の開催でトークが採択された時は嬉しさ半分驚き半分といった気持ちでした。

なお、昨年度のトークテーマは以下です。

  1. Laravel + MongoDB でつなげる、つながるオープンデータ
  2. エンジニアとしての成長を加速させた3つの取り組み

fortee.jp

fortee.jp

プロポーザル応募

今回のプロポーザル募集にあたり、話したいトークテーマはすぐに思いつきました。

というのも、PHPerKaigi の参加がきっかけで社内で行った上映会からいろいろな活動を開始するようになったので、その経過報告をしようと考えていたからです。

社内のビアバッシュでも何度か発表したテーマでしたが、今回の PHPerKaigi2020 でも発表することができれば最高だなあと考えていたためです。

しかし、どのような展開で話していけば盛り上がるかという視点はサッパリだったので、トークの方向性についてはブレブレでした。

  • 個人としてのモチベーションの変化を話すべきか
  • 勉強会開催にあたってのノウハウを話すべきか

テーマ検討でトークを聞いてくださる方に受けそうなのはどちらか、自分として話しやすいのはどちらか、という視点でテーマ選定を行っていきました。

発表資料の準備

トークが採択された後は発表資料の準備を始めましたが、弊社で定期的に開催している MeetUP という社内イベントで登壇した経験があったため、どのように話を構築していくと資料が作りやすいかというノウハウがあったため、資料作りはスムーズに進みました。

イベントページ

rakus.connpass.com

登壇資料

speakerdeck.com

今回の登壇資料の作成は以下のような流れで進めました。

  1. トークテーマの再確認
  2. 伝えたいポイントを大きく書き出す
  3. そのポイントを一番盛り上げられそうな話の展開を考える
  4. 箇条書きレベルで話を整理してアウトラインを作成する
  5. アウトラインをレビューしてもらう
  6. レビュー結果を元にスライドを作成する

個人的に一番大切だと思うのは 4 番目の内容です。

箇条書きレベルで話がまとめられていると、それをスライド化するのは非常に容易です。

「それならスライドを作りながら内容を整理しても同じなのでは?」と思うかもしれません。

これは個人的な感覚ですが、グラフィカルなアウトプットができてしまうと伝えたいポイントが見えにくくなる気がするので、まずは文字ベースのアウトプットを作成するのが良いと思っています。

逆に、文字ベースでも自分の話たい内容がきちんと整理できていればそれをスライド化するのは難しくなく、むしろ、図的な説明も可能になるので、自分としてもより納得できる説明を組み立てられるようになります。

発表練習

発表練習は個人でやるのも大切だと思いますが、やはりフィードバックをもらえる環境で実践するのが最適です。

幸いにも今回は発表練習をする機会が豊富だったので、実践的な練習を繰り返すことができました。

今回、発表練習を通して得た教訓としては、LT で登壇するう上で特に気をつけなければならないポイントは以下のように感じました。

  • ウケを狙うポイントはちゃんと意識すること
  • 画面を読んでいるときはどこを読んでいるのかを分かるようにすること
  • 5 分間フルで使い切ること

特に、5分間をフルで使い切ることは大切だと感じました。

通常の発表の場合は話たい内容を時間内に収められるように簡潔に話すことが重要かと思いますが、様々なカンファレンスのLTを見て感じることとしては、LT では 5 分間という時間を綺麗に使い切ることのほうが芸術点が高いように感じておりました。

そのため、タイムキーパーの「終了です!」の一言と同時に発表をキレイに切れるように、最後のスライドに向けてどれくらいの時間を残すかということを意識して練習するようにしました。

登壇してみて

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PHPerKaigi2020 登壇風景

LT の会場には推定 200 人を超える参加者の方がいらっしゃったように思います(もっと多かったかも)

このような大勢の前で発表した経験がこれまでなかったこともさることながら、カンファレンスでの登壇も初めてでしたので非常に緊張した 5 分間でした。

練習通りにできたところもあれば、自分で何を話しているのかすらわからなくなるような場面もありましたが、非常にいい経験になったと思っています。

会場内から笑いの声や拍手が聞こえてくると勇気づけられるような感覚があったので、今後、こういったカンファレンスに出席する際は、リアクション増しを意識していきたいと思いました。

最後に

いつかはスピーカーとして登壇したいと思っていたカンファレンスに出ることができてとても良い経験ができたと思っております。

発表内容について Twitter でたくさんのリアクションをいただいておりましたが、自分が想像していた以上に発表内容に共感していただけたようで嬉しかったです。

イベントを通して様々な方と交流することができたこともとても良い経験になったと思います。

今回の PHPerKaigi2020 での登壇をきっかけとして、また次のステップに向けて再チャレンジしていければと思います。

参考サイト

PHPerKaigi 2019

PHPerKaigi 2020

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