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【Meetup】SaaSを支える品質担保術/レガシーコード、アーキテクチャ、EOL

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はじめに

技術広報のitoken1013です。こんにちは。
先日6/17(水) 、当社主催のMeetup『SaaSを支える品質担保術/レガシーコード、アーキテクチャ、EOL』を開催いたしました。
今やラクスの恒例行事となりましたMeetupですが、今回は初のオンライン開催となり、
40名超のお客様にご参加いただけました。

今回は当日の発表内容について、簡単にご紹介をさせていただければと思います。

イベントテーマ概要

ラクスでは数多くの to B 向け SaaS の開発を行っています。
サービスにはこれから新たにリリース予定のものもあれば、クラウドサービスの黎明期から存在する歴史の深いサービスまで、多くのお客様のご支持によって幅広く展開させていただいています。
今回はそんなサービスの中から代表し、以下の3つのサービスがどのような品質担保を行っているかをエンジニアから紹介させていただきました。

発表の紹介

社内最長老のシステムにPHPUnitで立ち向かう方法

リリースから18年ほど稼働しているメールディーラーを担当中の柳瀬から、
EOLを迎えたPHPをバージョンアップした際の経験を紹介させていただきました。
当時PHP歴3カ月だった柳瀬が直面した突然の全機能テストを乗り越えた事例について、語られています。

speakerdeck.com

正攻法はあるのか !? 泥臭く戦った Node.js バージョンアップ一部始終

次は同じくEOLを迎えたNode.jsを 6系 → 10系にバージョンアップすることとなったチャットディーラーでの濃密な戦いを、西原が発表させていただきました。
調査・テスト(× 3回)・リリース後のトラブル対応、そこから得た学びが示されています。
タイトルの通り「泥臭いバージョンアップ」にピンと来る方には、共感をいただけるはずです。

www.slideshare.net

ArchUnit で Java / Kotlin アプリケーションのアーキテクチャを CI する

最後は当社のリードエンジニアである川並です。
開発プロセスの中でコードレビューは取り入れられていても、アーキテクチャ観点でのレビューや全員が同じ設計レベルで開発を行うのは、難易度が高いことかと思います。
川並が担当する楽楽労務ではそんな問題に対し、 ArchUnit を使ったアーキテクチャ観点での品質担保に取り組んでいます。

speakerdeck.com

終わりに

初のオンライン開催となりましたMeetupですが、ご参加いただきました皆様のおかげで、
高い満足度をいただくことができました。
Meetupは来月・再来月も開催を予定しておりますので、ご興味のある方はお申込みいただけますと幸いです。
詳しいイベント情報については、Connpassをご確認ください。
ありがとうございました!

rakus.connpass.com

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